ドラマ『波うららかに、めおと日和』の熱が凍めやらぬ今“なつ瀧ロス”の声がSNSで広がっています。原作漫画の魅力と、作者・西香はちさんが鳥取を拠点に描く創作スタイルに迫ります!
ドラマ「波うららかに、めおと日和」の人気の理由
視聴者がハマった“昭和の新婚ラブコメ”の世界
本作は昭和11年を舞台に「交際ゼロ日婚」からスタートする新婚夫婦の日常を、花沢美奈子さん描くなつ美と本田響矢さん演じる瀧昌が詳細に描き出しています。時代背景の内容な描写とピュアな恋愛表現が共感を呼び、SNSでも「キュンが止まらない」「尊い夫婦」と話題になりました。
なつ瀧ロス続出!SNSでの反響とトレンド化
放送終了後も“なつ瀧ロス”が続出。TVerでは第1話〜第4話まで累計で約300万再生を突破し、週ごとの見逃し配信ランキングでも上位を続けています。SNS上では「今期一番のドラマ」との声も多く、年齢を越えた平均的な支持を集めました。
ドラマを後押した主題歌「夢中」と流行語「問題ありません」
主題歌に評判グループBE:FIRSTの「夢中」が評判され、劇中のシーンと共に情報拡散を助けました。また劇中の同じセリフ「問題ありません」は、モデルプレス上半期流行語大賞にノミネートされました。
原作漫画「波うららかに、めおと日和」とは?
連載開始からの人気の背景
原作は2022年10月14日から「コミックDAYS」で連載が開始され、2025年5月14日時点で巻数8巻まで発売。おだやかな時代描写と夫婦の人間関係の細やかな描写が女性読者を中心に心をつかんでいます。
原作とドラマの違いをチェック
ドラマ版は原作のモメントを大切にしつつ、ストーリーラインに合わせた細かな補完やアレンジが加えられています。原作では描かれていない事柄もドラマの見所の一つです。
ギメルリングなど原作ファン注目の小道具たち
劇中で重要なアイテムとして登場する「ギメルリング」は話題になり、一時注文が激増しました。原作とドラマではデザインに違いがあり、比較する楽しみも持てます。
原作者・西香はちとは?
鳥取出身!地元愛あふれる漫画家の絵
西香はちさんは鳥取市出身で、現在も地元を基地に創作活動を続けています。「顔出し声出しは控えたい」と語りつつも、地元の風土や文化を作品に反映させるスタイルは高く評価されています。
地元を基地に創作活動を続ける理由とは
地元に満たした生活環境の中で、進化した意識や覚悟を繰り返し作品に組み込む。その自然な描写が読者に亲しみや自然感を伝えるようです。
鳥取×漫画の可能性を広げる存在
鳥取県は「水木しげる」「青山剛昌」など著名な漫画家を込んできましたが、西香はちさんも地元発の魅力ある作家として注目されています。「地方創生×文化発信」の新しい可能性を体現する存在です。
「波うららかに、めおと日和」で訪れる読後の余響
なつ瀧ロスを癒すなら原作で再体験
ドラマで味わった余韻を、原作漫画でさらに深く楽しむのもおすすめです。時系列の前後や描写のニュアンス、「夫婦の間」で育まれる感情がより丁寧に描かれており、ドラマ再見と併せて原作を読むことで“なつ瀧ロス”が和らぎます。
鳥取ゆかりの地巡りで世界観をもっと味わう
作中には鳥取県智頭町の重要文化財・石谷家住宅をモデルにした描写があり、地域への関心を高めるきっかけにも。原作の舞台背景を実際の風景と重ね合わせることで、作品世界をよりリアルに感じられます。
夫婦愛や昭和文化を再発見できる作品
昭和初期の暮らしぶり、軍人の妻としての覚悟、日常に潜む“尊い瞬間”を丁寧に描いた本作は、夫婦愛や時代文化を改めてかみしめる機会にもなります。読後には“心がほっこり癒やされる”温かい読書体験が待っています。
まとめ
ドラマと原作がともに評価された『波うららかに、めおと日和』。原作者・西香はちさんは鳥取市出身で、地元文化と人生観を作品に取り込みながら創作を続けています。ドラマで感じた“なつ瀧ロス”も、原作を読むことでさらに溶けていくはず。鳥取ゆかりの舞台背景にも目を向けて、作品の世界により深く触れてみてはいかがでしょうか。