派手な恋愛スキャンダルもなく、静かに着実にキャリアを重ねてきた女優・多部未華子さん。そんな彼女が結婚したのは、写真家という異業種の男性。しかも今や、都内に億ションを複数所有し、不動産投資にも精通しているとか!今回は、そんな多部さんの堅実すぎる結婚生活と、仕事・家庭の両立術に迫ります。
多部未華子が歩んだ女優としてのキャリアと魅力
13歳でデビュー、ブルーリボン賞の快挙
多部未華子さんが芸能界に足を踏み入れたのは、わずか13歳のとき。きっかけは「Janne Da Arc」のMVに出演したこと。その後、2005年に出演した映画『HINOKIO』と『青空のゆくえ』では、その演技力が高く評価され、ブルーリボン賞の新人賞を受賞します。演技一筋で注目された少女は、すでにこの時点で“実力派女優”の道を着実に歩み始めていました。
NHK朝ドラの主演と学業の両立
2009年にはNHKの朝ドラ『つばさ』でヒロインに抜擢。これにより全国区での知名度を一気に高めます。その一方で、学業も決しておろそかにせず、東京女子大学現代文化学部に進学。女優業の傍ら、6年かけて卒業したという努力家な一面も、多部さんの魅力のひとつです。
地味に見えて芯が強い“親近感のある美人”像
多部さんの最大の魅力は、その親しみやすさとナチュラルな存在感。「美人すぎない美人」と言われることもありますが、それこそが彼女が多くの女性から支持される理由。飾らず、無理をしないスタンスで女優として地位を確立したその姿勢に、「私もこうなりたい」と思う人は少なくないでしょう。
結婚相手・熊田貴樹さんとは?気になるプロフィール
職業は写真家、数々の有名CMを手がける実力派
多部未華子さんが選んだ結婚相手は、写真家の熊田貴樹さん。名前を聞いてピンとこない人もいるかもしれませんが、業界では有名な存在で、広告やファッション誌の撮影を中心に活躍。彼が手がけたCMには、UQモバイルや資生堂、ファッションブランドのビジュアルなど、数々の有名案件があります。ビジュアルにこだわる業界で信頼を集める、まさに“裏方のプロ”です。
UQモバイルCMでの出会いと電撃婚
ふたりの出会いは、2016年頃に多部さんが出演したUQモバイルのCM撮影現場。共演ではなく、スタッフとして現場にいた熊田さんに多部さんが惹かれていったとされています。約3年の交際を経て、2019年に結婚。発表当時は「電撃婚」とも言われましたが、実際はじっくりと信頼を育んだ末のゴールインでした。
結婚後の生活も“自然体”を貫く夫婦関係
結婚後も、多部さんと熊田さんは表に出ることなく、私生活を大切にする姿勢を貫いています。インスタグラムやSNSで夫婦の様子を頻繁に発信する芸能人も多いなか、彼女たちはプライバシーを重視。華やかに見える芸能界の中で、互いを支え合いながら“ふつう”に暮らすそのスタイルは、多くの人にとって理想の夫婦像と言えるかもしれません。
子どもと家庭生活、そして多部未華子の母としての顔
第一子の出産報告と反響
2021年、多部未華子さんは第一子を出産したことを公式に発表。その際、「全赤ちゃんが可愛く見えて仕方ない」とコメントし、母としての新たな一面を見せてくれました。控えめな性格の彼女が、そんな喜びを素直に言葉にしたことで、多くのファンが温かい気持ちになったのも印象的でした。
育児と女優業の両立にみる彼女の価値観
出産後もすぐに仕事復帰した多部さんは、無理なく、自分らしく女優業を継続中。バラエティ番組などで見かけることは少ないものの、ドラマや映画の主演をしっかりとこなし、家庭とのバランスを大切にしています。子育てをしながらも第一線で活躍する姿は、まさに今を生きるワーママたちの希望そのものです。
子どもの情報が出ない理由とプライバシー意識
注目される中で、子どもの名前や性別などは一切非公開。これには、プライバシーを徹底的に守る多部さんらしい配慮があります。芸能人の子どもが“晒される”ことも多い昨今、彼女は「自分たちの幸せ」を第一に考え、あくまで家庭内での安心感を重視しているようです。こうした姿勢も、多くの女性たちから支持される理由のひとつです。
22歳からの不動産投資、億ション複数所有の堅実術
芸能界きっての「堅実派」としての評判
多部未華子さんが“堅実派女優”と呼ばれる理由は、女優としての姿勢だけではありません。実は彼女、22歳という若さで都内の高級マンションを購入しており、その後も複数の物件を取得。地に足のついた不動産投資で、着実に資産を増やしていると報じられています。
購入したマンションの立地や価格帯(推測)
具体的な物件名や住所は明らかにされていませんが、「港区」や「目黒区」など、人気エリアでの物件取得が推測されています。いずれも“億ション”と呼ばれる価格帯で、物件価値も高いものばかり。安易な投資ではなく、自らの生活基盤としての意味合いも強いようです。
令和版・樹木希林とも言われる資産観
晩年まで一人で不動産を管理し、女優業と資産形成を両立させた樹木希林さん。その姿と多部未華子さんを重ねる声も少なくありません。特に、多部さんが物欲よりも“生活の安定”を重視する点や、結婚後も主導権をもってキャリアを積み上げる姿勢は、まさに現代女性のロールモデルとも言えるでしょう。
最新出演ドラマ『対岸の家事』と今後の展望
家庭を持つ女性役が「リアルすぎる」と共感の声
2025年春クールに放送中のTBS系ドラマ『対岸の家事』では、多部未華子さんが主人公を演じています。役どころは、仕事と家庭の狭間で葛藤するアラフォー女性。実生活と重なるテーマということもあり、「演技というより、まるでドキュメンタリーみたい」とSNSでは共感の声が続出中です。日常のささいな苛立ちや幸福感をリアルに演じられるのは、経験値を重ねた今の多部さんだからこそ。
今後も長く愛される女優であり続けるために
派手なバラエティ出演やSNS戦略を駆使しない“静かな存在感”こそが、多部さんの強み。年齢を重ねるごとに役柄の幅も広がり、主演でも脇役でも存在感を放つ女優へと成長しています。今後は母親役や社会的テーマの作品など、より深みのある演技に挑戦する機会も増えていきそうです。
仕事と私生活を両立するヒント
多部未華子さんの生き方から学べるのは、「頑張りすぎないけど、怠けない」バランス感覚。仕事・家庭・資産形成をそれぞれ無理なくこなしながら、自分らしく人生を楽しむスタンスは、まさに現代女性の理想像。ストイックすぎず、でもブレないその姿は、多くの女性にとって大きなヒントになるはずです。
まとめ|多部未華子から学ぶ、現代女性の「堅実な生き方」
多部未華子さんは、女優としてのキャリア、結婚、出産、不動産投資まで、どれをとっても“派手さ”ではなく“堅実さ”を選んできました。スキャンダルとは無縁の生き方、家庭と仕事の自然な両立、資産形成への意識など、その姿勢は多くの女性に勇気とヒントを与えてくれます。
「完璧じゃなくてもいい」「流行に流されず、自分のペースで歩む」。そんな彼女のスタンスに共感したら、まずは日常をちょっと見直してみるのもいいかもしれませんね。私たちにも、できることがあるはずです。