「え、不倫ってそんなに多いの?」──そう驚いたあなた、実はあなただけじゃありません。ある調査によると、既婚男性の46%、女性は15%が「不倫経験あり」と回答!この差、どうして?そこにはホルモンや脳の働き、そして現代のSNS事情が関係しているようです。今回は、気になる“男女の不倫事情”を科学と心理から徹底解剖します!
実はこんなに多い?男女の不倫経験率
調査で判明した驚きのデータ
「自分の周りにはそんな話聞かないけど…」と思ったあなた。じつは、不倫を“経験したことがある”と答えた人の割合は予想以上に高いんです。
2020年に全国6651人を対象に行われた調査によると、既婚男性の46.7%、既婚女性の15.1%が「配偶者以外と性的関係を持ったことがある」と回答。この数字、ちょっと衝撃ですよね?
男性の約半数が不倫を経験している一方で、女性は約7人に1人。ここまで大きな差が出るのはなぜなのでしょうか?
なぜこれほど差が出るのか
この差にはさまざまな理由が考えられますが、近年注目されているのが「脳の構造」や「ホルモンバランス」の違い。単に“男は浮気性”なんてステレオタイプで片づけられない、意外な背景があるんです。
また、社会的に「男性の浮気は許されがち」とされる風潮や、女性側がリスクを強く意識しやすい環境も関係しているかもしれません。
男性が不倫に走りやすい理由とは?
脳科学的に見た“浮気脳”の仕組み
不倫に走る男性の心理、じつは脳科学である程度説明できるんです。鍵を握るのは「報酬系」と呼ばれる脳の働き。これは快感や達成感を感じたときに活性化する仕組みで、その中心にあるのが“ドーパミン”という神経伝達物質。
そして、このドーパミンの分泌を強く促すのが、男性ホルモン「テストステロン」。このホルモンが多いと、性的な刺激や新しい出会いに対して強い興味を持ちやすくなるというわけです。
「金玉で考える」は本当?ホルモンの影響とは
ネットスラングのように聞こえる「男は金玉で考える」というフレーズ。実は脳科学的に全くの的外れとも言い切れないんです。
テストステロンの分泌量は思春期から急激に上昇し、性欲や攻撃性、冒険心にも影響を及ぼします。つまり、性的な刺激に対して突発的に行動してしまうのは、ある意味“体の仕組み”とも言えるのです。
とはいえ、それを理由にしていいわけではありません。重要なのは、「なぜそういう衝動に駆られるのか」を知ることで、自制や対策につなげる意識が持てるかどうかなんです。
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女性の不倫心理はどう違う?
感情とつながりを求める傾向
男性の不倫が「衝動的・性的動機」が強いのに対し、女性は「感情的なつながり」を求めて不倫に走るケースが多いと言われています。
たとえば、夫との会話がなくなった、日々の孤独感が募る、誰かに大切にされたい──そんな感情の隙間を埋めるように、不倫が始まることがあります。相手に共感してもらえる、話を聞いてくれる、それだけで心が揺れてしまうことも。
孤独感や共感欲求がきっかけに
女性は「好きになってから関係を持つ」傾向があり、心が動いた後に身体の関係が生まれるケースが多いのが特徴。これが男性と大きく異なる点です。
また、自己肯定感が下がっているときに優しくされると、それが自信回復につながってしまい、「この人が必要かも」と錯覚することもあります。こうした心理は、自分でも気づかないうちに不倫というリスクに足を踏み入れてしまう原因になります。
SNS時代の新しい出会いとリスク
現代ではSNSやマッチングアプリが不倫のきっかけになることも珍しくありません。特に既婚者向けの出会い系アプリまで存在し、リスクは身近になっています。
たとえば「昔の同級生から久しぶりにDMが来た」「趣味のアカウントで仲良くなった」など、一見何気ないやり取りから関係が深まってしまうケースも…。
便利なツールが“出会いの場”になり得る時代、ちょっとした油断が思わぬ展開を招くこともあるのです。
パートナーの不倫を防ぐには?
チェックしたい「不倫の兆候」
不倫は突然始まるようで、実は前兆があることが多いんです。たとえば、以下のような行動が増えていませんか?
- スマホを肌身離さず持つようになった
- 帰宅時間が不規則に
- 見た目に急に気を使い出した
- 家庭での会話が減った
もちろん、これだけで即「黒」とは言えませんが、複数の兆候が重なったら、注意深く様子を見たほうがいいかもしれません。
日常でできる信頼関係の築き方
不倫を“させない”一番の予防策は、やっぱり「信頼関係」をしっかり築くこと。そのために日々できることは、実はたくさんあるんです。
会話の質と頻度を見直す
忙しい毎日でも、「今日あったことを話す」「相手の気持ちを聞く」この小さな積み重ねが大事。スマホやテレビを置いて、ちゃんと“目を見て話す時間”を意識してみてください。
一緒に過ごす時間を意識する
一緒にごはんを作る、散歩する、ドラマを観る──目的がなくても“同じ時間を共有する”ことで、心の距離はぐっと縮まります。安心感や居心地の良さが、不倫の誘惑を遠ざける強い味方になるんです。
まとめ:不倫という現実と向き合うために
不倫というテーマは、どうしても避けたくなる話題かもしれません。でも、現実として向き合うことが、最も大切な“予防”になります。
「うちに限っては大丈夫」と思っていても、現代は出会いのチャンスがどこにでもある時代。だからこそ、まずは正しい知識を持ち、日常の中での小さな違和感を見逃さないことが大切です。
そして何よりも、パートナーとの間に「なんでも話せる関係」を築くこと。それが、不倫というリスクを遠ざける一番の近道かもしれません。