嵐の二宮和也が、自身初となる新書『独断と偏見』（集英社／6月17日発売）で、オリコン週間BOOKランキング「新書」部門において、2週連続1位を獲得しました。
発表によると、発売初週には5.0万部を売り上げ、6月27日付の最新ランキングでは総合2位ながら形態別「新書」ではトップに立ち、前週に続いて堂々の首位を維持しています。
📘 書籍の概要と見どころ
- 本作は「写真なし・文字だけ」のスタイルで、二宮和也が自身の言葉で綴った初の新書です。
- テーマは“四字熟語”。1年間かけて毎月1つ、合計10の四字熟語に対し100の問いと向き合い、その自分なりの哲学を語り下ろしています。
- 著者自身が「タイトル『独断と偏見』はあくまで一個人の意見」と位置づけ、カジュアルかつ誠実な語り口で展開されている点も特徴的です。
🧑🤝🧑 言及された著名人たち
本書では、国分太一、松本潤、竹内結子、大森元貴などへの言及もあり、二宮さん自身の人間関係や仕事観が垣間見える内容になっています。これらの人物とのエピソードは、共演や交流を通じて感じた想いを込めて描かれています。
📈 なぜヒットしたのか？注目ポイント
- 著者の“言葉の力”：アイドルや俳優としての活動経験から培われた言葉選びと表現力が、文章として直接伝わる形式で評価されています。
- シンプルな新書形式：文字だけの構成が「分かりやすく、考えるきっかけになる」と好評。思考の整理や人生のヒントを求める読者に響いています。
- 共感と普遍性：「40代としての視点」「ビジネス論・人づきあい・死生観」など、多岐にわたるテーマに触れながら、幅広い層に刺さる内容となっています。
📊 売上とランキングの状況
| 週別 | 総合ランキング | 新書部門 | 推定売上部数 |
|---|---|---|---|
| 初週（6/16〜22） | 2位 | 1位 | 約5.0万部 |
| 継続週 | ― | 1位（継続） | 同上 |
※総合1位には『ポケモン生態図鑑』が14.2万部売上でランクインしていました。
✍️ インタビューから見える二宮和也の心境
メディア合同取材では、新書刊行の背景や執筆に至る心情が赤裸々に語られています。編集者の呼びかけからスタートし、1年をかけて四字熟語を拾いながら書き進めた過程は、実直なクリエイティブ姿勢を示しています。
「雑誌連載から本へ」といった順序ではなく、「自分自身の言葉を純度高く届けたい」という意図で文字だけの表現を選んだ点も印象的です。
🧩 まとめ
二宮和也が新たな挑戦として放った『独断と偏見』は、文字だけで構成された誠実な語り口と、人生・仕事・人づきあいへの哲学がブレンドされた1冊。ランキングでも2週連続で新書部門1位を獲得し、その存在感を鮮烈に示しました。国分太一、松本潤、竹内結子、大森元貴への言及からも、二宮さんの繋がりや想いが静かに伝わります。
これから本書を手にする方にも、既に読んだ方にも、新たな気づきを届ける“言葉の旅”となるでしょう。
