なぜ不祥事が続く？ジャニーズおじさんに共通する1つの問題

最近、芸能界で続出している“ジャニーズおじさん”たちの不祥事。中居正広さんや国分太一さん、田原俊彦さんといった一時代を築いたアイドルたちが、なぜこのような問題を起こしてしまうのでしょうか？

「またジャニーズ出身か…」と感じた方も少なくないはず。今回は彼らに共通する“たった1つの特徴”を掘り下げ、今の時代における大人の振る舞い方について考えてみましょう。

不祥事が相次ぐ「ジャニーズおじさん」たちの共通点とは

中居正広さんのパワハラ疑惑や、国分太一さんのセクハラ報道など、週刊誌をにぎわせたニュースは記憶に新しいでしょう。田原俊彦さんも昔からの振る舞いが原因で問題視される場面がありました。これらに共通しているのは、「かつての栄光」にとらわれすぎている点です。

ジャニーズ事務所という強力な後ろ盾のもとで、彼らは常に「大事に扱われる存在」でした。その結果、自分が特別な存在だという感覚を拭えず、中年になっても「特別扱いされて当然」という姿勢が抜けません。

現場のスタッフや後輩も、「昔からいる人に口出ししづらい」と感じがち。結果として、行き過ぎた言動が誰にも止められないまま放置され、後になって炎上…というケースが増えているのです。

芸能界に限らず、会社の上司などでも同じような行動をとる人がいます。「自分は長年会社に貢献してきたんだから」という思い込みが、部下への高圧的態度やモラル無視の言動につながることも。

こうした言動は職場内で“腫れ物扱い”され、結果的に誰も注意できないまま、問題が深刻化することが多いのです。芸能界でも職場でも、「空気」が問題を助長しています。

かつては許容されていた言動も、今の価値観では完全にアウト。特にSNSが発達した今、ちょっとした発言でも大炎上するリスクがあります。それに気づかず「昔はよかった」と語るのは、非常に危険な行動です。

自分の過去の実績や栄光に固執するのではなく、「今の自分に何ができるか」を見つめ直すことが大切です。自己評価と他者評価のズレを認識することからすべては始まります。

年下のスタッフや若い世代とコミュニケーションを取る中で、自分の言動がどう受け止められているかに耳を傾ける姿勢が重要です。教えるだけでなく、学ぶ姿勢を忘れないことが、“おじさん化”を防ぐ鍵になります。

「昔はすごかった」「今でもすごいはず」と思い込むのは危険。時代の変化に合わせて、価値観や行動をアップデートする必要があります。自分は時代に適応できているか？今一度振り返ることが求められています。