『続・続・最後から二番目の恋』最終回に涙…視聴率・感想・配信情報まとめ

続・続・最後から二番目の恋 ドラマ

「このドラマ、まだ終わらないでほしい…」
そんな声がネットにあふれたのが、2025年春クールの月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』。

11年の時を経て帰ってきた大人の恋愛物語は、ついに完結。最終回を迎えたその夜、SNSには「最高の最終回をありがとう」「泣けた、でも温かい」といった言葉が並びました。

人生の折り返し地点を過ぎた男女が織りなす、少し不器用で、だけど本音で向き合う関係。
「こんな関係っていいな」「年を重ねても恋はできるんだ」――そう感じた方も多かったのではないでしょうか?

今回は、このドラマの魅力を総ざらい!視聴率の推移やキャストコメント、最終回の感想、さらには配信情報まで、見逃した人にも、もう一度見返したい人にも役立つ内容をお届けします。

11年ぶりの続編、放送背景と話題性

2012年の『最後から二番目の恋』、2014年の続編『続・最後から二番目の恋』を経て、ついに2025年春に登場したのが『続・続・最後から二番目の恋』。月9枠での放送ということで、事前から大きな注目を集めました。

もともと「大人のリアルな恋愛」「鎌倉の落ち着いた風景」「独特のテンポと会話劇」が支持されていた本シリーズ。今回の新作でもその魅力は健在で、「またこの世界に戻ってこれた」とファンの間で話題になりました。

放送開始前からSNSでは「キャストが揃った!」「坂口憲二さん復帰!」などのニュースが拡散され、トレンド入りするほど。年齢を重ねたキャラクターたちの“その後”を描くという点でも、「同世代として勇気づけられる」「歳を重ねるって悪くない」といった共感が広がっていました。

キャスト一覧と注目の復帰組

『続・続・最後から二番目の恋』では、おなじみの主要キャストが勢ぞろい。小泉今日子さん演じる長倉千明と、中井貴一さん演じる長倉和平の“言い合いと歩み寄りの絶妙バランス”は今回も健在でした。

さらに注目を集めたのは、坂口憲二さんの11年ぶりの俳優復帰。演じたのは、和平の弟でカフェオーナーの長倉真平。長年闘病していたことから「この作品で戻ってきてくれたのが嬉しい」と、視聴者の感動を呼びました。

その他にも、飯島直子さん(荒木啓子役)、内田有紀さん(水谷典子役)、久保田磨希さん、松尾諭さんらが再集結。まさに“大人の再会劇”がドラマと現実をリンクさせる形で、シリーズファンにとってはたまらない布陣となりました。

坂口憲二さんの電撃復帰が話題に

本作でもっとも大きなサプライズのひとつが、坂口憲二さんの俳優復帰。2014年以降、病気療養のために芸能活動を休止していた坂口さんが、なんと11年ぶりにドラマの現場に戻ってきたのです。

演じたのは、長倉家の三男で自由奔放なカフェオーナー・真平。シリーズを通してファンに愛されたキャラクターの再登場に、SNSでは「泣いた」「帰ってきてくれてありがとう」といったコメントがあふれました。

特発性大腿骨頭壊死症という難病を公表して以来、表舞台から離れていた坂口さん。復帰にあたっての自然体な演技と、変わらぬ存在感に、ドラマ以上に人生のリアルを重ねて感動する声が相次ぎました。

脚本は岡田惠和氏、変わらぬ世界観

シリーズを通して脚本を手がけたのは、岡田惠和(おかだ・よしかず)氏。『ビーチボーイズ』や『ひよっこ』などでも知られる名脚本家で、本作でも登場人物たちの自然な会話や間、時にはユーモアの効いたセリフ回しで多くの視聴者を惹きつけました。

『続・続・最後から二番目の恋』でも、岡田氏ならではの“緩やかに進む会話劇”と“人生に寄り添う視点”が随所に光ります。大きな事件は起こらずとも、「こんな毎日、ありそう」「自分の人生とも重なる」と感じさせる脚本は、多くのファンに支持されました。

また、年齢を重ねた登場人物たちの内面描写も丁寧で、「歳をとっても人は変われる」「何歳になっても恋はできる」というメッセージが、ドラマ全体を通じて優しく伝わってきます。

最終回にこめられたメッセージと視聴者の反応

シリーズの集大成として放送された最終回は、ファンの間で「まさに二人らしい締めくくりだった」と大きな反響を呼びました。大きな事件やドラマチックな展開ではなく、千明と和平が静かに人生を見つめ直し、“第2のスタートライン”に立つという穏やかな結末。

このラストは、「大人の恋の答えとして完璧」「こんな終わり方が理想」といった声と共に、多くの視聴者の心を打ちました。年齢を重ねた二人が、無理に“恋愛”を演じるのではなく、“信頼”や“居場所”を築いていく様子に、深い共感が寄せられています。

SNS上では、放送終了直後から「千明と和平の表情が泣けた」「ラストの抱擁が沁みた」といったコメントが続出。人生のリアルな節目を描いたことで、「今の自分と重なった」と感じた視聴者も多かったようです。

最終回のあらすじと結末(ネタバレあり)

最終回では、千明と和平が改めて「これからどう生きていくのか」を見つめ直す展開が描かれます。二人は言い争いをしながらも、お互いにとっての“居場所”になっていることを再確認。物語のラストは、千明がふとした瞬間に「ここにいていいんだ」と心から思えるシーンで締めくくられました。

派手な告白やプロポーズはありません。だけど、だからこそリアルで、深く心に残る結末。視聴者からは「派手じゃないけど、だからこそ泣ける」「人生ってこういうものかもしれない」といった声が多く寄せられました。

千明が「人生は“最後”じゃなく、“途中”なんだ」と語るシーンも印象的で、タイトルの意味を静かに回収していく脚本の構成力も評価されています。まさに、“最後から二番目”の、けれど何よりも大切な人生の一コマを描いたエピソードでした。

SNSや口コミでの評価と反響

『続・続・最後から二番目の恋』の最終回放送後、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでは「最高の最終回だった」「泣けたけど温かい気持ちに包まれた」といったコメントが続出。特に中高年層を中心に、「こんな風に歳を重ねたい」という共感の声が目立ちました。

ドラマレビューサイトやYahoo!テレビの評価欄でも、星4.5以上の高評価が多数。視聴者からは「派手な展開はないけど、心に沁みるセリフが多かった」「キャラクターの関係性が丁寧に描かれていて安心して見られる」といった感想が寄せられています。

また、坂口憲二さんの復帰シーンには多くのエールが。「涙が出た」「存在感が健在で嬉しい」「戻ってきてくれてありがとう」と感動の声が相次ぎ、ドラマと現実が交差した“再会”が大きな話題となりました。

「泣けた」「ありがとう」感動の声多数

最終回の放送後、SNS上には「泣けた…」「ありがとう、最高の結末」といった投稿があふれ、X(旧Twitter)では一時トレンド入り。ドラマの世界観に感情移入し、キャラクターたちの変化や絆に胸を打たれた視聴者が多かったようです。

特に印象的だったのは、ラストの千明と和平の抱擁シーン。「無言だけど気持ちが伝わる」「この年齢だからこそのラブシーンが沁みる」といった大人ならではの感動が広がりました。

また、「このドラマを観て、人生に前向きになれた」「今の自分の生き方を見直したくなった」といった自己投影の感想も多く、単なるエンタメを超えて“人生に寄り添う作品”として受け止められている様子がうかがえました。

「二人らしいラストに満足」の感想続出

最終回の結末に対し、多くの視聴者が「千明と和平らしい終わり方だった」と満足の声を寄せています。恋愛ドラマによくあるような劇的な展開ではなく、ふたりの“これから”をそっと描くようなラストに、「そうそう、こういうのが観たかった」と共感の嵐。

「言葉は少ないけれど、ちゃんと気持ちが伝わってくる」「あえて説明しないところが余韻を残して良い」といったコメントも多く、大人の視聴者層を中心に静かな感動を呼びました。

また、「ここまで見守ってきてよかった」「こんな関係性が理想」といった、シリーズへの愛を感じさせる感想も目立ちました。登場人物と一緒に歳を重ねてきた視聴者にとって、このラストは“ご褒美”のような時間だったのかもしれません。

視聴率と配信情報まとめ

『続・続・最後から二番目の恋』は、2025年春クールの月9枠として放送され、視聴率・配信ともに好調な結果を残しました。近年の月9枠では珍しく、初回から2ケタ近い視聴率を記録し、最終回では13%超えという驚異的な数字をマーク。

また、TVerやFODといった配信サービスでも注目を集め、放送期間中の累計再生数は2400万回を突破。これは同クール内で最も高い水準で、ドラマの質とファンの根強い支持が結果に現れた形です。

放送終了後も、「見逃した!」「もう一度観たい!」という声に応え、FODでは全話一挙配信中。TVerでは期間限定での配信となるため、視聴を検討中の方は早めのチェックがおすすめです。

初回から最終回までの視聴率推移

『続・続・最後から二番目の恋』は、2025年春の月9枠としては異例の高スタートを切りました。初回の視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と、月9枠の平均を上回る数字を記録。

回を重ねるごとに視聴者の口コミが広がり、感情移入しやすいストーリー構成やキャスト陣の自然な演技が話題に。第5話を境に視聴率は10%台をキープし、最終回では13.7%を記録して有終の美を飾りました。

特に注目されたのは、視聴率だけでなく録画視聴率やタイムシフト視聴の数値。大人世代の“じっくり視聴”という視聴スタイルにフィットしたことも、全体の人気に貢献したと言えるでしょう。

TVer・FODでの配信状況と再生数

『続・続・最後から二番目の恋』は地上波での放送と同時に、TVerとFODにて見逃し配信が行われました。特にTVerでは放送直後から毎話ランキング上位に食い込むなど、オンラインでも注目度の高さを見せました。

最終的に、TVerとFODを合わせた累計再生回数は2,400万回超(2025年6月時点)という驚異的な数字に。これは同時期の月9ドラマの中でも群を抜く再生数で、シリーズファンの熱量と新規視聴者の流入の両方が功を奏した結果といえます。

FODでは現在も全話配信中。一方、TVerは期間限定配信のため、視聴可能な期間に注意が必要です。「うっかり見逃した!」という方は、ぜひ早めのチェックをおすすめします。

2400万回再生を超えた要因とは

『続・続・最後から二番目の恋』がTVer・FODを合わせて累計2,400万回以上の再生を記録した背景には、いくつかの要因が挙げられます。

まず第一に挙げられるのが“シリーズファンの継続的な支持”です。11年ぶりの新作にもかかわらず、キャスト・世界観・脚本のトーンが変わらず、「あの頃のままの雰囲気が帰ってきた」と話題に。リアルタイムで見られなかった層も、後追いで配信を視聴する流れが広がりました。

次に、坂口憲二さんの復帰というサプライズ要素が大きな話題に。芸能活動休止中だった彼の出演シーンを見ようとするファンが急増し、配信回数の押し上げに大きく寄与しました。

加えて、視聴者層の年齢的傾向も要因のひとつ。仕事や家庭の都合でリアルタイム視聴が難しい層にとって、オンデマンドでの視聴スタイルが浸透していたことが、高い再生数につながったと考えられます。

配信期限と見逃し視聴の注意点

現在、『続・続・最後から二番目の恋』はFODにて全話配信中です。一方で、TVerでの配信は各話とも期間限定となっており、見逃し視聴を予定している方は配信スケジュールに注意が必要です。

特に最終回は放送直後の注目度が高く、視聴を予定していた方がアクセス集中でタイミングを逃すケースも報告されています。「あとで観よう」と思っていたら配信終了していた…という事態を防ぐためにも、早めの視聴をおすすめします。

また、TVerアプリやFODではお気に入り登録や通知設定を活用することで、配信終了の直前にアラートを受け取ることも可能。見逃しリスクを回避する工夫として、ぜひ設定を見直してみてください。

『最後から二番目の恋』シリーズの魅力と今後

『最後から二番目の恋』シリーズは、2012年にスタートして以来、「大人が楽しめる恋愛ドラマ」として根強い人気を誇ってきました。若さだけに頼らない、人生の後半戦をどう生きるかというテーマが共感を呼び、年代を問わず支持されています。

物語の舞台である鎌倉の風景や、登場人物たちのゆったりとした日常描写もまた、このシリーズの大きな魅力の一つ。視聴者からは「観ていると癒される」「こんな街に住みたくなる」といった声も多く寄せられています。

今回の『続・続』でシリーズは一応の完結を見せましたが、「この先もまだ観たい」「続編やスピンオフ希望!」という要望も多数。キャスト・スタッフの今後の動向にも注目が集まっています。

鎌倉ロケ地と旅気分も味わえる演出

シリーズを通して舞台となっているのが、神奈川県・鎌倉。古都ならではの落ち着いた雰囲気と、海と緑に囲まれた穏やかな風景が、物語の空気感をやさしく包み込んでいます。

特に本作では、江ノ電の沿線由比ガ浜の海岸長谷寺周辺の街並みなどが印象的に登場。ロケ地情報をチェックして“聖地巡礼”を楽しむ視聴者も多く、「ドラマを観たあと、実際に行きたくなった」という声もSNSで目立ちました。

また、日常を丁寧に描くこのドラマにとって、風景そのものが物語の一部。登場人物が語らなくても、背景の光や音が感情を引き立ててくれる…そんな演出が、このシリーズに旅気分と癒しを与えてくれています。

続編の可能性やスピンオフはある?

『続・続・最後から二番目の恋』で一応の完結を迎えたものの、シリーズファンの間では「次が観たい!」という声がやむことなく続いています。特に千明と和平の“その後”を描いた日常や、サブキャラクターたちのスピンオフを期待する声も多く見られます。

脚本を担当した岡田惠和さんは、過去のインタビューで「物語が自然に湧いてくれば、また書きたい」とコメントしており、明確な否定はしていません。また、小泉今日子さん・中井貴一さんも取材で「この役は自分の人生と重なる」「また会いたい存在」と語っており、可能性を感じさせる発言が見受けられました。

スピンオフとしては、坂口憲二さん演じる真平を主軸にしたカフェ物語や、水谷典子(内田有紀)のライフスタイルを描いた作品を望む声も。今後、配信ドラマや特別編などで新展開が生まれる可能性は、決してゼロではなさそうです。

キャスト・脚本家のコメントから読み解く

『続・続・最後から二番目の恋』の撮影終了後、各キャストや脚本家から寄せられたコメントは、今後の展開を予感させるものもありました。小泉今日子さんは「この役は、ある意味自分の人生と並行して成長してきた」と語り、「またこの空気に触れたい」と発言。シリーズへの深い愛着がうかがえます。

中井貴一さんも「キョンちゃん(小泉さん)とじゃないと和平はできない。だからまたやる時はよろしくね」と冗談交じりに語りつつも、再共演への前向きな姿勢を見せていました。

また、脚本の岡田惠和さんは「誰かの日常にふと入り込めるようなドラマを、またいつか」とコメント。続編やスピンオフの制作が正式発表されたわけではないものの、キャスト・スタッフ全体として前向きな空気が流れていることは確かです。

視聴者が望む“その先”の物語とは

最終回が感動的な余韻を残す中で、視聴者の間では「この続きも見たい」という声が多数上がっています。特に関心が集まっているのは、千明と和平が“第2の人生”をどう歩んでいくのかという点。

「あの後、二人は本当に一緒に暮らすの?」「どんな日常が始まるの?」といった声のほか、「定年後のライフスタイル」や「老後のリアルなパートナーシップ」をテーマにした新展開を期待するコメントも目立ちます。

さらに、シリーズを通して登場した個性的な脇役たちに焦点を当てたスピンオフにも期待が高まっており、「真平のカフェでの日常を描いてほしい」「水谷典子の新たな恋も気になる」など、多様な“その先”への希望が広がっています。

まとめ|“人生の後半”に寄り添うドラマの余韻

『続・続・最後から二番目の恋』は、派手な演出や刺激的な展開こそないものの、年齢を重ねた人々の“本音”と“温かさ”を丁寧に描いた作品でした。何気ない日常の中で、心が動く瞬間や人とのつながりを再確認できる…そんな“余白”のあるドラマが、今あらためて求められているのかもしれません。

「恋に悩むのは若者だけじゃない」「人生は何歳からでもやり直せる」――本作はそんなメッセージを、やさしく視聴者の心に届けてくれました。

シリーズの終わりが“人生の一区切り”ではなく、“もうひとつの始まり”として記憶に残る作品となることを願って。あなたの人生にも、こんな風に穏やかで心強い“誰か”がいることを思い出させてくれるドラマです。

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